電子回路を学んでいく中で避けて通れないのが電子パーツの扱い方。
基本的なパーツに抵抗とコンデンサがあります。これと半導体部品(集積回路も含めて)が
集まって色々な回路が構成されています。家電製品、パソコン、スマートフォン、電子計算機などがあります。
コンデンサは抵抗と同じく絶対不可欠な部品です。あらゆる電気回路で必ず使われています。
コンデンサ(キャパシタ、蓄電器)は、電荷(電気)を蓄えたり放出したりする電子部品です。
また、直流電流を遮断し、交流電流のみを通すことで電圧を安定させたり、ノイズを除去したりする機能も持っています。スマートフォンや家電、自動車など、あらゆる電子機器の動作を支える基本的な受動部品の一つです。(AI回答w)
コンデンサの静電容量
抵抗の値はオーム(Ω)で表しますが、コンデンサはファラッド(F)で表します。抵抗の1Ωは非常に小さな値ですが、コンデンサの1Fはとても大きい容量になります。(1Fは小さな電池のようなもの)
コンデンサの表面に書かれている静電容量の読み方にはいくつかのパターンがあります。

比較的容量の大きい電解コンデンサというものがあります。(写真右)
大抵は表示されている数字がそのまま容量値になります。
例)1μF, 100μF
単位はマイクロファラド(μF)と云います。
1μFのコンデンサは、1×10のマイナス6乗 F(ファラッド)になります。
1μF = 0.000001 F(ファラッド)。
小数点以下、0が5個も付いて比較的小さい値だとわかりますね。
比較的容量の小さいコンデンサは数字3桁で表記されているタイプと、数字2桁で表記されているものがあります。
例) 104, 103, 10, 22 (主にセラミックコンデンサなど)
2桁以下の場合はそのまま読みます。単位はピコファラド(pF)と云います。
1pFのコンデンサは、1×10のマイナス12乗 F(ファラッド)になります。
1pF = 0.000000000001 F(ファラッド)
小数点以下、0が11個も付いてすごく小さい値だとわかりますね。
例)104は、最初の2桁が有効数字で、3桁目が有効数字の後ろに付く0の数となっています。
104 → 10 + 0000 = 100,000pF (10万ピコファラド)
普通は値の読みかたとしてμF(マイクロファラド)で云いますので変換します。
1,000,000×10のマイナス12乗が(1,000,000pF)で、計算結果は0.000001
つまり 1マイクロファラッド(μF)に相当する値です。小数点以下6桁目に「1」がある形ですね。
1μFをpFで表すと 1,000,000pFのため、104(100,000pF)は0.1μFとなりますねw
ピコとかマイクロとかちょっとわかりにくですねw 今話題のAIに質問するのも楽しくてドキドキワクワクしますよw
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冒頭でも説明したように、
コンデンサ(キャパシタ、蓄電器)は、電荷(電気)を蓄えたり放出したりする電子部品です。
また、直流電流を遮断し、交流電流のみを通すことで電圧を安定させたり、ノイズを除去したりする機能も持っています。
大きな容量のコンデンサはスーパーキャパシタと呼ばれ、電池の役割も果たす事ができます。
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容量値の誤差を表示
通常はコンデンサの値と一緒に書かれています。以下は表記と許容差です。
| 表記 | 許容差 |
| J | ±5% |
| K | ±10% |
| M | ±20% |
| F | ±1% |
例) 101K は 100pF±10%で90pF~110pFの間の容量値になります。